異変を感じ始めたのは今年のGW明けからでした。
2020年➡在庫が枯渇し売り手に有利な市場が続く
2021年➡高くなりすぎて売れ残りの物件が増え成約スピードが落ちる
本来相場は、新築、中古、エリア、建物の仕様設備、築年数に応じてわかりやすく形成されるはずだけど、コロナの影響で相場はかなり歪んでしまった。相場が上がるにしても限度があり、その影響が出始めたと思われる。
この表は文京区の在庫件数。2020年度と比較してまた一段と減ったのがわかる。(※中古マンションは40㎡以上)
去年であれば価格が一段と上がったのは「需要に対して供給が少なかったら」と理由が説明できるが、今はどうだろうか?去年より探す人も少なくなったし相場も上がった。
そして、成約までのスピード感も落ち価格のせいで売れ残っている物件も目立つようになってきてる。
文京区の中古マンション市場。潮目が変わるとしたらいつか?※個人的見解
①オリパラ終了後(2021年9月~)
②住宅ローン控除13年適用終了後(2021年11月~)
※契約期限注意(分譲住宅等は令和3年11月まで。入居令和4年12月までを満たす者)
③令和4年度税制改正大綱で改悪になったら(2021年12月~) pic.twitter.com/gQwgvsEU1d— 住まいるTV (@sumairuTV) July 29, 2021
すでに潮目が変わったのかもしれない。
新築はすぐには下がらない。仕入れから企画開発まで数年かかるのでしばらく高止まりが続く。しかし、中古に関しては周辺相場を逸脱した値付けの物件は下げざるを得ない状況になっている。
売主反響や内見予約が入らず焦り始める
仲介売上が落ちて焦り始める
買主値下げしてくれないと買えない
高値追求する動きも限界値がそろそろ見えてきた..そんな印象を受けるのは私だけはないはず。
もちろんエリアによって物件の動きは違うだろう。
詳しくはこちらの動画で解説しました。文京区に絞った話しですが、今後の物件探しにお役に立てたら幸いです。
01:14 潮目が変わるとしたらいつ?
01:36 理由①文京区は成熟した街
02:14 理由②坪500万限界説
03:13 理由③成約スピードが落ちている
04:36 現在の文京区のマンション相場は?
05:53 エンディング