いやぁこの1ヶ月はホント色んな出来事がありました。
「妻の緊急入院」「出産」「退院」「里帰り」「認可保育園合否」・・。
たくさんありすぎて何から話したら・・という感じなのですが、今日は「出産」について書きます。
第2子ができたらまた順天堂にお世話になりたいと思っていますが、どこの産院を選ぶかは非常に重要ですよね。当時とは変わってるところもあると思うので、あくまで参考程度にとどめてください。
おかげさまで、1月下旬に無事生まれ母子ともに健康です。
今、妻と子供は実家に里帰り中で完全にロス状態です。出産する前はしばらく独身生活が送れると呑気に思っていたのに、こんな感情になるとは思いませんでした(^^;)
周りに聞くと、「パパ、ママ」としゃべるようになると父親として実感が湧くと聞いてましたが・・。初めて見たときからずっと一緒にいたい!これが父性なのでしょうか・・(笑)
早く帰ってきてほしい・・。まぁ私のことはどうでもいいですね。
これから「出産」を控えている方、「無痛分娩」を希望されている方がいると思うので少しでも参考になればと思います。
この記事の目次
順天堂医院で「無痛分娩」を選択した理由|メリット・デメリット
実家がともに地方のため、里帰り出産を希望しない時点で家(文京区)から近いところと決めてました。
妻の精神面と体の負担を軽減するべく最初から「無痛分娩」を希望していたので、和痛分娩の東大は外し順天堂を選択。ネットで情報を見ると、入院中の食事面や面会(順天堂は立会は夫のみ、面会15歳未満NG)等については東大の方がよかったという声が多いですが、出産時の痛みを軽減させることが第一目的であれば順天堂がおススメのようです。
順天堂で出産して良かった点 ❶麻酔科医が24時間待機(24時間体制で無痛分娩ができる・土日も対応) ❷総合病院のため何かあったときにすぐに対応してくれるという安心感 ❸バースプランを作ることができる ❹無痛分娩は痛みが少なく産後の回復も早かった ❺入院期間は4日と短いがその間に必要な世話方法を学べた(授乳・オムツ交換・沐浴・耳掃除等) ❻女性医師が多い |
順天堂で出産して気になった点 ➊産科の診察の際、待ち時間が長い(早くて30分、遅くて1時間超えることも) ⇒つわりがひどい時は待ち時間がつらい。そのため「産科セミオープンシステム」を利用。 本駒込にある「かみやレディースクリニック」で紹介状を書いてもらいました。 ➋病院食が質素(まずくはないらしい) ⇒妻はネットの評判通りと言ってました。お祝い膳はなく2階にある「レストラン ヒルトップ」で利用できる食事券がもらえます。入院中に実際に予約して利用しました。その間は子供を預けることができます。妻も病院食に飽きてたころなので美味しいと言ってました。 ❸個室の方が当然ストレスが少ない ⇒差額無しの4人部屋で空きがあったので大部屋を選択。しかし、出産前の方も入院しているため赤ちゃん同室の際の子供の鳴き声には相当過敏になったそうです。個室だと1日あたり3万円以上。 ❹出産費用は高め ⇒実際に払った金額は67万円(出産育児一時金42万控除後) |
陣痛タクシーで順天堂医院へ直行!「緊急入院」へ|出産までの流れ
出産予定日が近づいてもまだ生まれる気配がない。すでに2,800gくらいあるからいつ生まれてもいい。
「出産予定日に生まれる確率は20人に1人みたいだからそんなに心配しなくても大丈夫だよ・・。」と妻を励ますも、出産予定日が過ぎ、検診に行くと先生に「まだ全然下に降りてきてないから、散歩とスクワットをしてください」と言われ、1日1日と経過していく中で不安が募りました。
予定日から1週間の間に陣痛が来なければ、入院して「陣痛促進剤」を使い計画分娩の流れだったため妻も不安でいっぱい。
出産予定日から3日目、徐々に動きが・・。
⏰17:00 痛みレベル(0から10で表現)
夕方ごろ、出勤中の私に妻からLINEで「おしるしが来た!」と連絡が・・・。一気にドキドキ感が湧いてきたけど、ここで慌ててはいけない。以下サイトにはほんとお世話になりました。ご主人にもおススメです☆
ベビカムは妊娠初期のつわり、お腹の張りの症状や兆候など、妊娠に関する疑問や悩みをはじめ、出産・育児に役立つ「コミュニティサイト」
特に参考になったのが「みんなの出産体験記」知識もそうだし、妻は勇気づけられたと言ってました。
⏰19:00 痛みレベル3(★★★)
自宅に帰ると、前駆陣痛が始まっていました。けどまだ不規則で、痛みも強かったり弱かったりとする中で妻も我慢できる痛みとのこと。もしもに備え夕食&お風呂。
⏰22:00 痛みレベル5(★★★★★)
徐々に痛みが強くなるということはないが、10分間隔で痛みが来る。破水はなし。
ここで病院に電話。体調や「陣痛計測アプリ」を見て状況を説明。 本陣痛という感じではなかったので自宅待機ということに。病院から近いので自宅の方がリラックスして産気づくのも早くなると説明を受ける。 その後、妻も少し落ち着いたので0時ごろ就寝。
翌朝、定期的な痛みはあるけど「大丈夫」と言うので私は仕事へ。「もしかしたら今日産まれるかもね^^」と話しつつ見送られました。
この日は仕事中もソワソワして落ち着かず妻と頻繁にやりとりしてましたが、まだ動きはなさそうというので様子を見てました。
出産予定日から4日目、事態が急転。
⏰18:00 痛みレベル7(★★★★★★★)
陣痛の間隔も短くなり、昨日とは痛みが違うと連絡が入る。慌てて会社から自宅へ帰る。(※会社から自宅まで自転車で10分弱)妻の様子を伺い出産に備えるために食事とお風呂を準備。
⏰21:00 痛みレベル8(★★★★★★★★)
陣痛の間隔は5分だったり7~8分になったりとまだ不定期。ただ昨日とは明らかに痛みが違うというので、ここで病院に連絡。陣痛の間隔が5分以内になり痛みが増すようであればもう一度電話してくださいとのこと。妻には楽な姿勢を取ってもらい陣痛の度に背中をさすり、収まっている間に病院への経路、荷物を再確認。
⏰23:30 痛みレベル9(★★★★★★★★★)
陣痛の間隔は5分を切り、妻も痛みを堪えるのが限界の状態。
ここで再度、病院に電話。
破水はしてなかったので、普通にタクシーを拾った方が早いかと思いましたが 妻が着替えている間に登録した「陣痛タクシー」に電話。
そしたら7~8分で到着してインタフォーンを鳴らします!とのこと。心強い。
病院に行っても自宅待機になる可能性はありましたが、妻も私も初めてのことなので病院で直接診てもらった方が 安心でした。
⏰0:00 痛みレベル9(★★★★★★★★★)
自宅からタクシーで順天堂までは約10分。
夜間受付、1階の警備室で緊急を要する旨を説明し、妻は立っているのもつらい状況だったので 車イスを用意してくれました。
私も普通に行こうとしましたが呼び止められ受付をしてください!と。 完全に殴り書きです(笑)産婦人科まではけっこう距離があるので歩くのは辛いと思います。車イスに乗せた方が絶対にいいです
⏰0:15 痛みレベル10(★★★★★★★★★★)
陣痛室に通され早速診察。すでに子宮口が4cm開いている状態。このまま入院が決定。痛みもピーク。分娩監視装置(心拍数、胎動、子宮収縮を調べる)をつけて様子を見ることに。状況によっては帝王切開になる場合もあると説明を受ける。この時点で実家に連絡。早めに麻酔をかけたいと希望。
⏰2:00 痛みレベル3(★★★)
定期的に様子を見に来てくれ子宮口が開いてきてるのを確認。ここで妻は分娩室に移動。麻酔をかけるのでここで待機しててくださいと言われる。麻酔が効いたあとの痛みはMAXでも3くらいと言ってました。
⏰3:30 痛みレベル1~2(★★)
先生が来て説明を受ける。ここから出産まで数時間かかるので荷物があれば自宅に帰って準備してもOKと言われた。分娩室に妻の様子を見に行く。麻酔が効いて落ち着いていたので眠れるなら寝た方がいいと話す。
※痛みのレベルは0~10で麻酔科の先生に伝える。出産の時いきめなくなるので、ボタンで麻酔薬を調整するよう指示を受ける。(痛みが強くなったら押す)
⏰4:30
私は一旦自宅へ帰り待機。妻から「破水したからそろそろかも・・。」と連絡が入る。入院用の荷物を持って再度病院へ。
⏰6:00 痛みレベル1(★)
分娩室に直行すると妻は全然ケロッとしてたので逆にビックリしました。麻酔の効果はスゴイ。少し眠れたようです。
そしてここから数時間後・・。
無事に出産。初めて抱き上げた時は感動しました。頑張ってくれた妻にはホント感謝です☆
順天堂医院「無痛分娩」出産費用はいくらだったか?
無痛分娩を希望してるけど、実際にいくらかかるのか?とご心配の方が多いと思います。
パンフレットにもおよその目安が記載されていますが、処置内容や個室か大部屋(差額有無)かで大きく変わわるようです。
うちの場合は4泊5日の入院。差額なしの大部屋でした。退院日当日、10時から11時くらいの間に請求書が部屋に届きました。それから1階に降りて会計・退院手続きとなります。
その間は子供を預けられるし、普段は面会時間が14時からですが午前中から手伝いに行けます。
会計手続きには約1時間くらいはかかりましたね。それから部屋に戻り荷物を最終確認し、看護師さん達に見送られ退院です。12時くらいには家に到着しました。
※以下は実際にかかった費用です。
状況によって変わりますので一つの目安として見てください。
●出産費用内訳(※端数は切り捨て) | |
入院料 | 290,000円 |
分娩介助料 | 620,000円 |
室料差額 | |
分娩料 | |
新生児管理保育料 | 70,000円 |
検査・薬剤料 | 70,000円 |
その他 | 40,000円 |
出産一時金 | ▲420,000円 |
合計支払額 | 670,000円 |
他と比較した場合、出産費用は少し高くつくかもしれませんが妻は順天堂を選択して大満足だったようです。施設も綺麗ですし、私の目から見ても特別気になることはありませんでした。(※クレジットカード利用可)
「順天堂出産 口コミ」で検索すると体験談がたくさん出てくるので私たちも参考にしました。
最後までお読みいただきありがとうございました。