文京区から豊島区に引っ越してもうすぐ1年。
子供は3月に保育園を卒園し、4月から小学生です。
この1年間、私たち親子は文京区に住んでた頃とは違う刺激的な生活を送ってきました。
古くからこのブログを見てくれてた方からは色々聞かれたり、住まいるTVの視聴者さんからはこんなご指摘もいただきました。
プロフィールも変えなきゃ!と思っていたので、今回は近況報告です。
単にうちのプライベートな話を書き綴っても誰も興味がないと思うので・・。
同じぐらいの年齢のお子さんがいるご家庭や、マイホーム購入を検討中の方に関心がありそうなネタを織り交ぜて簡単にまとめました。
子育てや家選びに正解はなく、不安とわからないことの連続で悩みって尽きないですよね。
私の経験(一つの例)が誰かのお役に立てれば幸いです。
マイホーム購入の経緯。我が家の希望条件は?
私は独身時代世田谷区に住んでいて、結婚を機に文京区に転居。
そして子供が生まれ、小学校入学前(2023年3月入居)までにマイホームを買うことを目標にしました。
2019年から情報収集を始め本格的に動いたのは2020年。
当時の希望条件は?予算は9千万まででマンションを希望。立地と築浅を最優先にしたので、広さは妥協してもいいと思ってました。
探したのはこの範囲。
私と妻の職場、子供の保育園、習い事。
普段買い物や遊びに行く場所もだいたいこの中に収まります。
我が家にとっては生活がしやすいエリア。
”多少無理してでも”というご意見をいただきましたが・・
私は住まいにかけるお金(月々のローン+管理費等)は、自分の手取り収入の3割以内に抑えたかったんです。
子供には色々な経験をさせたいし、旅行も自由に行きたい。ゆとりある生活がしたいですからね。
まぁコロナがきっかけでこれだけ住宅価格が上がると予想できたなら
10年経って”残債より高く売れたらそれで十分でしょ”と思って買ったので後悔はないです。
仕事上、家探しのアドバイスを求められることがありますが「前提条件」が違えば家の探し方や住みたい場所は変わりますよね。
・妻は医療従事者で子供が年少になったタイミングでパートに切り替え
・子供は1人
・平日に習い事に行かせられる(私は平日休み・妻は時短勤務可)
・小学校区限定では探さない
・買い替えも視野に入れる
・広い部屋が必要になれば一定時期は賃貸でもいい
・閑静な住宅街よりも利便性重視で賑やかな繁華街の近くに住みたい
子供が2人いてフルタイム正社員(共働きでペアローンが前提)だったら全く別の選択をしたと思います。
築年数を妥協して文京区内で3LDKを買ったかもしれないし、戸建に住みたいと思ったかもしれません。
予算の問題で他のエリアを考えたかも。
文京区で買って子育てをすれば今まで知らなかった情報も手に入るので仕事には役立ちますが、妻とよく話し合った上で豊島区の物件を選びました。
なぜ豊島区を選んだの?
理由は大きく分けて2つあります。
一つが我が家にとっては池袋が便利すぎて近くに住みたい!と思ったから。
文京区に住んでた頃から休日は家族で池袋周辺で過ごすことが多く、実家にも帰りやすいため池袋を中心とした生活を希望しました。
私は駒込生まれで地縁もあります。
池袋周辺は再開発が目白押しで、さらなる利便性向上が期待されるのも決め手となりました。
もう一つが職場と自宅が近すぎた問題。
文京区では「千石・本駒込エリア」が生活の拠点でした。
(子供は自宅近くの保育園で、私と妻の職場までも徒歩圏内)
子育てが特に大変な0~3歳くらいまでの時期に、この距離感で生活できたのはメチャクチャ便利でした。
しかし、子供が大きくなるにつれ職場と自宅が近すぎるのは問題だなと感じ始めます。
例えば妻のケースだと
✔︎自宅近くのスーパーや飲食店に行くとお客さんに会う
✔︎変な人に家バレしてつけられたことがある
私は日中、仕事(現地調査・撮影等)で文京区の物件を見て回ることが多いです。
公園の前を通った時に娘が遊んでる姿(保育園でのお散歩)を何回か見たことあるし、親御さんに偶然ばったり会うこともありました。
保育園は狭いコミュニティだから特に問題はなかったけど、小学校に上がったら親同士の繋がりもできて交友関係が一気に広がります。
「何かのきっかけで子供に悪影響を及ぼすかも・・」と考えると、職場と自宅が近すぎるのは問題があると思い隣区に引っ越すことに決めました。
私も妻も個人情報を取り扱う仕事ので、お客さんも顔見知りに対応されるのはイヤですよね。
実際に住んだ感想は?
最初に不満点を挙げると・・。
前に住んでた場所と比べると、なんとも言えない民度の違いを感じましたね(^_^;)
公園にはポイ捨てされたゴミが落ちてるし、路上喫煙する人が多い。
仕事関係かな?他所から来る人のマナーの悪さが目立ちます(昼間人口が多い)
これはしょうがないというか、利便性を優先して繁華街の近くに引っ越すわけだし予想できたことです。
とはいえ、今となってはそんな環境にも慣れてしまい生活してて何か怖い思いをすることもない。飲み屋街はあるけど、少し離れれば普通の住宅地。
それよりも、周りに商業施設(買い物・飲食店)がたくさんあるメリットが大きい。
便利すぎて前いた場所には戻れなくなりました。
閑静な住宅街も好きですが、子供の成長や私たち夫婦の価値観に合わせて今後も住まい選びをしていきたいです。
小一の壁はどう乗り越える?
うちは悩んだ末、私立小に通わせて週1回or長期休みだけ公立学童を利用することにしました。
(豊島区は公立学童を利用しやすいのがメリット)
国立小学校の受験チャレンジについてはこのブログでもシリーズ化。
結果は?文京区の国立小(3校)一次抽選で全落ち(T_T)
受験に向けた取り組みは小学校に行った時に役立つと感じ「受かればラッキー」くらいの軽い気持ちでスタートしたけど・・。
娘と妻の頑張りを見て、途中から「どこも受けられなかったらどうしよう」と不安を感じ始めました。
結果はダメでもせめて頑張った成果を発揮させたい!
(国立は一次抽選で通らないと試験すら受けられない)
というわけで、私立小の情報収集をしました。
共働きにはハードルが高いと思っていましたが、放課後ケアを充実させている学校が結構あったんです(知らなかった)
学校内学童やアフタースクール、外部の専門家を招いた習い事。
学費は年間100万前後(学校による)かかりますが、保育料や習い事に関しては外部よりも安い。
私立小の主なメリット
✔︎独自カリキュラムがある
✔︎教育設備が充実
✔︎一貫校がある
もともと公立小学校に行かせるなら受験対応型の民間学童(週5利用+オプション授業追加すると月10万以上)を検討していたので、コスト面でも魅力に感じました。
ざっくりですが、このような経緯で私立小を受験して今に至ります。
以上が近況報告でした。
文京区からは引っ越してしまいましたが、仕事は変わっていません。
文京区の不動産事情を中心に少しでも役に立つ情報をお届けしたいと思っているので、よければまた見に来てくれると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また。