夏休み初日。台風9号が迫りくる中、朝一の飛行機で九州へ飛びました。
1時間後の便だったら欠航してましたね。ツイてた。(^^;)
台風上陸の様子はこんなとこで見てました。
どこだかわかります?
8月22日から夏休みを取り、博多と下関に旅行に行ってきました。
こっちは快晴でしたね。
セブンミリオンカントリークラブでゴルフしたり、博多を存分に満喫したので旅の様子は別で記事にします。
割高感で買い控え広がる東京の中古マンション
さて、本題。旅行中ちょっと気になるニュースがあったのでネタにします。
●中古マンション、東京で2年1カ月ぶり下落
不動産情報サービスの東京カンテイ(東京・品川)が24日まとめた7月の中古マンション(70平方メートル換算)の希望売り出し価格によると、東京都が平均4786万円と前月と比べて0.1%下がった。下落したのは2年1カ月ぶり。
上昇が続いて中古マンションに割高感が出てきたため買い控えの動きが目立ってきたのが影響した。
引用元:日本経済新聞
※詳細の内容については東京カンテイさん「7月首都圏前月比+0.6%の3,494万円 東京都では上昇一服、連続上昇は24ヶ月でストップ」をご覧ください。
買い手側からすると価格が下げ止まり、買いやすい価格まで落ちてくることを願いますよね。記事を見ると「じゃあしばらく価格が下がるまで待とうかな」と思いたくなります。
けど、「価格が下げ止まる」⇒「価格が下がる」という構図は安易には進まないような気がします。先日、投資用不動産業界に話を聞いたところバンバン売れていると景気が良いことを言ってました。
大きな理由としては低金利で事業用のローンが組めるから。例え利回りが希望よりも低くても借入金利が低いために事業計画が成り立つ案件が増えてるとのことでした。
都心部では新築マンションの供給数が減少してるのに対し人口は増えています。
おのずと新築を探してた人が中古マンションに流れ始め、需要に対して供給が足りず価格を下支えします。
すでに購入したお客さんから話を聞くと、東京オリンピックまでは上がると思うから売らないという意見をよく聞きます。これからは民泊の規制次第では不動産の価格に影響を及ぼすでしょう。政府も中古住宅を推奨する動きがより活発化するはずです。
一昔前は子供2~3人いるのが当たり前、家族全員で満足のいく住まいを探すには郊外に出るしかありませんでしたが今は違いますよね。独身や子なし夫婦、子供が1人の家庭が多く70㎡以下のマンションもよく売れます。
都心部の不動産価格が下がらない理由
都心部の人口が今後も増え続けるのに対し、売り物が少ない。供給数と価格は反比例する。そして所有者はまだ上がると思ってるからなかなか売らない。 |
エリア毎の売り出し中のマンションの価格を比較してみよう。
文京区で中古マンションを検討する場合に他のエリアの物件とも比較検討したい方がいると思います。
現在売出中(2016.8)の物件の平均価格(平米単価)をエリアごとに簡単にまとめました。一つの目安として見てもらえたらと思います。。
●購入条件
物件種別:中古マンション
専有面積:60㎡~80㎡(2~3LDK)
築年数:2000年~2010年
エリア | 平米単価 |
千代田区 | 132.47万 |
渋谷区 | 140.91万 |
港区 | 129.57万 |
中央区 | 87.71万 |
文京区 | 98.98万 |
目黒区 | 118.90万 |
品川区 | 97.87万 |
世田谷区 | 82.99万 |
豊島区 | 87.11万 |
台東区 | 71.24万 |
荒川区 | 61.40万 |
北区 | 63.09万 |
まとめ
いくら人気がある都心部でも「この場所でこの価格するの?」と驚くような値付けの物件もあります。
その場合、もちろん購入対象から外すしお客さんにも紹介しないけど、みなさんも確かな相場観を養うことが今こそ必要です。
いつの時代も誰もが欲しがる物件を買うことが、最大のリスクヘッジです。特にリセールバリューを考える人には・・・。