横浜傾斜マンション
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横浜傾斜マンション本日、全棟建て替えが正式決定

様々なメディアで一斉に配信されてます。
去年問題になった横浜市都筑区の大型マンション「パークシティLaLa横浜」が傾いて建物を支える杭のデータが改ざんされていたことなどが明らかになったニュース。

毎日のようにワイドショーでもやってましたよね。
当時は、「建て替え」「修繕」「買い戻し」の3つの案が争点だったけど、本日マンションの管理組合が建て替えを決議する住民集会を開き投票の結果、議決権総数711に対し賛成が709。傾いた西棟を含む全棟の建て替えが可決されたそうです。2020年秋ごろに完成する予定。

⇒ニュースを詳しく見る

建て替え決議|5分の4以上から3分の2以上へ緩和?

区分所有法に基づく建て替え決議は、区分所有者及び議決権の各5分の4以上の多数の賛成によって成立しますがこれが結構ハードル高いんですよね。今後、建て替えを迫られる団地やマンションは全国的に急増するのに。

そこで今、政府は5分の4以上から3分の2以上へ緩和する動きをしています。
すでに自治体が都市計画に位置付ける場合の市街地再開発事業としてのマンション建て替えは3分の2以上の同意でできる改正法案が成立してます。

狙いは再開発でマンションを高層化し、空いた土地を有効活用して敷地内に保育所、介護施設、商業施設を併設して若年層を呼び込む働きらしいですが。

近い将来、建て替え決議が3分の2以上になると「中古マンション市場」に大きな変化が起きそうですね。お客さんからも結構質問を受けるので引き続き注視したいと思います。

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