月曜日は仕事始めで憂鬱な方もいると思いますが、われわれ不動産業界は金曜日の感覚。
火・水休みのところが多いですからね。疲れもピークで夕方くらいになると皆飲みにいくのかソワソワし始めます。
平日休みは良いとこもあるけど、子供ができたらちょっと考えものですね^^;
さて、このブログでは文京区の魅力を伝えるわけですが、今日は「千駄木」をピックアップ。うちの会社にも「谷根千エリア」で物件を探してる人からの問い合わせは多い。
この記事の目次
◎文京区「千駄木」が人気の背景
文京区の東側に位置し、山手線田端駅、西日暮里駅が徒歩圏内というのがまず大きな利点。 銀座、赤坂、大手町、丸の内と日本の中枢を担うビジネス街にアクセスが良い。 買物施設も豊富で、今や週末になると観光客が押し寄せる「谷中銀座」までも歩いて行ける。 相場的にも文京区の中では割安感がある古き良きノスタルジックな雰囲気が色濃く残る住宅地。 |
※以下、関連記事で千駄木の世帯統計や広さが見れます。
[kanren postid="604&action=edit"]そんな千駄木には文京区で最も有名な道がある。文京区千駄木「くらしのみち」
通称「保健所通り」
団子坂上から北へ動坂上交差点まで続く一方通行の道路。
車のスピード抑制のため道路が蛇行している。
千駄木3丁目から5丁目を通り千駄木小学校、駒込病院方向へと向かう。
くらしのみちの両サイドは高級住宅地。
夏目漱石、森鴎外など多くの文化人が居を構えた場所。
大きな池がある庭園の美しい須藤公園、大給坂など「緑と風情」が感じられる。
千駄木エリアでマイホームを探してる人に一押しの場所を紹介したい。
旧安田楠雄邸庭園(千駄木)
旧安田楠雄邸庭園とは?
旧安田楠雄邸庭園は、大正8年(1919年)に建設された近代和風建築として価値が高く、在来建築技術と西洋から伝来した新しい技術力、大正期の工業技術力を用いて建てられた建物と、そこから眺める庭園により構成されており、平成10年に東京都の名勝として文化財指定を受けた。
引用:日本ナショナルトラスト公式HPより
◎利用案内 | |
所在地 | 〒113-0022 東京都文京区千駄木5-20-18 |
一般公開日 | 毎週水・土曜日 10:30~16:00(入館は15:00まで) 夏季休館:2016年8月11日(木)~8月19日(金) 冬季休館:2016年12月22日(木)~2017年1月6日(金) |
注意事項 | ・入館の際は、必ず靴下を着用 ・大きな荷物は玄関で預けること ・建物保護のため、入館人数の制限をすることもあり。 |
入館料 | 大人(一般):500円 中学/高校生(一般):200円 ※小学生以下は保護者同伴のみ無料 ※その他割引についてはHPでご確認ください。 |
交通アクセス | ≪電車の場合≫ 千代田線「千駄木」駅より徒歩約6分 南北線「本駒込」駅より徒歩1約5分 山手線「西日暮里」駅より徒歩約15分 ≪バスの場合≫ 文京区コミュニティバス「ビーグル」が便利 「千駄木の郷」駅下車すぐ 文京区コミュニティバス|B-ぐるマップ (PDFで開きます。) |
旧安田邸といってもわかりづらいですよね。
簡単に説明すると、豊島園の創始者である藤田好三郎氏(東大卒:実業家)がもともと建築した邸宅。その後、旧安田財閥(今のみずほの礎)の創始者、安田善次郎氏の娘婿の安田善四郎が買い取り、以来長く住み続けた。
安田善次郎氏の孫にあたる安田楠雄氏が亡くなり、この土地と建物を相続した妻と子供が、文化財として保存活用するために、平成8年8月、財団法人日本ナショナルトラストに寄贈する。
スタッフの方の話によると、相続時に莫大な費用がかかり、ここを全て売ってマンションにしたら?という話もあったようです。相続税を捻出するために一部の土地は売ったようですが、代々受け継がれたこの建物だけはどうしても残したい!と思われたそうです。
前置きが長くなりました。
ここは「京都」かと思わせる近代和風建物に潜入
旧安田邸 写真ギャラリー(※クリックで拡大)
いかがでしたでしょうか?
カメラ好きの方なら撮ってみたくなるのでは・・。
桜が咲く季節や紅葉の時期にも見てみたい。スタッフの方いわく雪が降るとまた格別とのこと。
水曜と土曜日のみの一般公開ですが、千駄木の歴史やこのあたりの地盤についての話は、検討してる人にとっては興味深いんじゃないでしょうか。
私は関東大震災の時の話が印象的でした。土地で探してる人なら建物を建築する際のアイディアが詰まっていまよ。参考になるはず。
観光がてらココへ来て、すぐ近くの森鴎外記念館に立ち寄り、小腹が空いたら谷中銀座に行きビール片手にメンチカツ。
あなたも千駄木に住みたくなるかも・・。