賃貸対持ち家論争|購入なら価格が下がりづらい物件を選べばいい
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毎年この時期になると繰り返される不毛な争い。

「賃貸vs持ち家」

各々の事情や選ぶ物件によっても変わるので、一概に「こっちがいい」とは言えません。

冬休みに「ソーシャル経済メディア|NewsPicks」
The UPDATE「賃貸vs持ち家 どちらが正解か?」を見ました。
面白かったので記事にしました。

NewsPicks
賃貸生活を経て、夢のマイホームを⼿に⼊れる──。住まいの理想像が、価値観の多様化により、崩壊しつつあります。「持ち家信仰」はいまだに根強いものの、家を借りる⽅が、⼈⽣の変化に柔軟に対応できるという声もあります。賃貸か?持ち家か?それとも、新たな概念として、⾃分⾃⾝の家を持たないという選択もあるのか?誰もが考える「住」に関する永遠のテーマを徹底的に議論します。 youtubeで見る

人口減少に伴う不動産市場の変化、「働き方改革」の推進で家の選び方も変わってきてるのはわかる。
けど、「アドレスホッパー」は未来の話すぎて私はついていけません(笑)

とても興味深い内容なので、面白かったです。

「なんで買った方がいいのか?」という質問に対して答えた碓氷早矢手氏のこちらの意見。

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マイホーム購入にはリスクは付き物。住宅ローンを抱えるのは不安。だから価格が下がりづらい物件を選べばいい。

深く頷きました。

SNS上では年々「賃貸派」の考えを持つ人が増えてきてる印象があります。

副業OKの会社が増え、フリーランスを目指す人にとっては住宅購入はリスクでしかない。
一つの場所に留まり続けるのは嫌。自分のライフスタイルや収入に応じて住まいを変えられる賃貸の方がいい。

自分が独身でフリーランスで稼ぐ能力があれば、賃貸派になるのかな。
けど、会社勤めで結婚して子供ができてからは別の考えになりました。

※ここから先は私見です。 文京区の不動産事情しか知らないため、これも偏った意見です。

私は「購入派」です。
以下は、文京区でマイホームを探す方の典型的な特徴。

典型的な特徴
・世帯年収1,000万以上
・共働きの会社員
・子供がいる(1人か2人が多い)
・都心で働く
・職住近接を望む
・子供が独立するまでは都心に住みたい
・いずれ売却する予定

都心で買うというのが前提ですが・・。
このようなケースの場合は、賃貸よりも購入の方がメリットが高いと思ってます。

終の住み処として文京区でマイホーム購入を考える方は少ない。
そもそも予算に限りがあるし、戸建の場合は3階建てになるので高齢になると厳しい。子供が独立したら3LDKは必要ない。

なので、退職後までローンを払い続けることを想定するよりも「どこかのタイミングで売却」を考えて購入するのです。会社員だから安定している・・という時代ではないし、転勤になるかもしれない。そしたら「貸す」という選択もできる。

ここで、重要になってくるのが「価格が下がりづらい物件を選ぶ」です。
需要に対して供給が少ない物件(エリア)。

いざ、「売却したい」となった時に購入価格よりも大きく値下がり、ローンの残債よりも下回る価格じゃないと売れない場合はそりゃあ地獄です。賃貸の方が絶対いいですよね。

だから慎重に考える必要があります。

新宿区が良いという人もいるし、湾岸エリアが好きという人もいるし、文京区で探す人もいるわけです。動画内では資産価値が落ちにくい「湯島(文京区)」が1位でしたね。

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これから先、マイホームを検討する方はより確かな目利きが必要になると思います。
というのも、現在都心部の不動産価格は高騰して一般の会社員の所得では購入するのが難しくなってきています。

文京区の場合
購入層で最も多いのは30~40代の会社員です。

この層が買えなくなるほど上がり続けるのは可能性として低いと思います。

5年前、10年前に買った人は不動産価格の上昇の恩恵にあずかって賃貸よりも購入の方がメリットが大きかったですが・・。この先、同じように上昇するとは思わないほうがいいでしょう。

急激に下がるとは考えづらいですが、住宅購入という選択が後々の生活で後悔することのないようご自身の所得や生活設計、そしてより確かな目利きを持って値下がりしづらい不動産を探しましょう。

東京都心部でも独自の特性がある所もあります。「学区で人気があるところ」「マンションブランドで選ばれるところ」「一番売れる価格帯」「好まれる間取」などがあります。

文京区について知りたい方は、ブログで発信してますのでぜひ見てください。
また、年末とあるメディアの取材で色々話しましたのでまた紹介します。

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