住宅版「残価設定ローン」はあり?なし?最大のリスクとは何か?
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新しい住宅ローンが登場か!?毎月の返済負担を軽くする新たな住宅ローンの開発に官民が乗り出す。そんな見出しで日本経済新聞に掲載されました。
「残価設定ローン」車を購入する時の一つの選択肢としてすでに定着していますよね。数年後の車の下取り価格をあらかじめ差し引いて残りの金額を分割して返済するローンのことです。

これを住宅版として開発に乗り出すそうですが、住宅ローンとはどう違うの?どんなメリット・デメリットがあるのか?金利負担が増加する仕組みについて動画で解説しました。

動画で解説「残価設定ローン」最大のリスクとは?

残価設定ローンの開発に動く背景

国交省がなぜ新たな住宅ローンの開発に乗り出したのか?というと平均寿命が延び、働き方改革により60歳以降どう生きていくか?仕事や住まいについて真剣に検討すべきで、ライフステージごとに異なる住宅を「期間所有」することを後押しするためです。

また、中古住宅の流動性・空き家対策につなげるためにもこのローンを利用するには一定の建物の基準を設けると思います。

ですが、そもそも30年先の不動産相場を予測するのは不可能だし、最終支払い時に現金がなくて再ローンなんて無謀。売却しても次に住む家の問題が発生。長期で借りればそれだけ金利負担が増えるし、銀行が儲けるための都合の良い商品でしかない。とそんな声がSNSで上がっています。

私もマイホーム購入は目先の支払額の安さで判断するのはとても危険なことで、今のところはリスクとしか思えません。
ですが、現時点では何も決まっておらず諸条件によってはメリットが出てくる可能性もあるので新しく何か公表されたらまた動画にしたいと思います。

残価設定ローンについてはすでに先駆けて始まった新生銀行の商品を見るのが理解しやすいです。エリアは今のところ東京と神奈川の一部、旭化成ホームズ「へーベルハウス」の建築資金および土地購入資金として利用できる新型住宅ローンです。
新生パワーセレクト商品概要ページはこちら
興味ある方はぜひチェックしてみてください。

 

 

 

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